「海業モデル地区」に選ばれ、水産業の6次産業化へ取り組む高浜町。
高浜町の基幹産業である水産業、魚価アップ、漁師の所得アップを図り、持続可能な漁業を目指しています。
そのため、一次産業の担い手「漁師」、二次産業の担い手「地域商社」、三次産業の担い手「UMIKARA 魚と旅するマーケット」を掛け合わせ、水産業の関わりしろを広げています。
#漁師はかっこいい 。
そんな未来が楽しみです。
R6 福井県高浜町 実地研修日程
①3泊4日研修 10月3日(木)~6日(日)
②3泊4日研修 11月7日(木)~10日(日)
③6泊7日研修 1月13日(月祝)~19日(日)
今年の3回の実地研修では、ありのままの海辺の生活と水産業の現場を感じていただきます。
・都会では知ることができない、水産業の現状。課題。模索するまちづくり。
・自然と生きる漁師の暮らし
・地域商社のチャレンジ!地魚の美味しさ、売る難しさ、そして可能性
高浜町の水産業を通じて得た、刺激、豊かさ、生きる力は、必ず今後の自律的な人生、ライフシフトへ影響する経験となるはずです。
▼下記R5研修動画をお楽しみください(写真は漁協の大黒組合長とR5研修メンバー)
①3泊4日研修:10月3日(木)~6日(日)地魚を食卓へ。
10月テーマ魚種:甘鯛 蓮子鯛 アオリイカ
シイラ さわら(さごし) つかや(グレ)
10月の日本海は、甘鯛(若狭グジ)、蓮子鯛、アオリイカ、低未利用魚のシイラ、さわら(さごし)、つかや(グレ)など、脂ののった白身魚が旬。
- 1日目:オリエンテーションと野菜ソムリエから地魚開発ストーリーを学ぶ。
- 2日目:朝、定置網漁の水揚げ・セリ市見学。地域商社で加工場のお手伝い。
午後、漁師さんより漁師の暮らし方や漁について伺います。夜、地魚パーティー。
- 3日目:UMIKARAイベント「昼市」手伝い。
- 4日目:ビーチコーミング&アンブレラマーカーづくり。まとめワークショップ。
10月はUMIKARA物語。2日目は、定置網船の水揚げ見学からスタート。魚市場でのセリや地域商社が運営する加工場の作業を経験した後、漁協の組合長より漁師の暮らしのお話を伺います。夜は水揚げした地魚をふんだんに使った地魚パーティーをうみから食堂で!
②3泊4日研修:11月7日(木)~10日(日)魚食文化の価値を探す
11月テーマ魚種:蓮子鯛
カニ解禁 さわら(さごし) つかや(グレ)
11月の海は、寒さも本格的な時期へ。蓮子鯛、さわら(さごし)、つかや(グレ)など、冬の王様たちの到来。
- 1日目:オリエンテーションと地域商社から地魚開発ストーリーを学ぶ。
- 2日目:朝、定置網漁の水揚げ・セリ市見学。地域商社で加工場のお手伝い。
午後、漁師さんより漁師の暮らし方や漁について伺います。夜、地魚パーティー。
- 3日目:UMIKARAイベント「昼市」手伝い。
- 4日目:ビーチコーミング&アンブレラマーカーづくり。まとめワークショップ。
11月は、少しでも食べやすい「魚食」ブランド開発や低未利用魚の商品化を進める地域商社まちからと共に、水揚げ見学、加工場の作業、漁協の組合長より漁師の暮らしのお話を伺います。夜は地域商社の魚食ブランドをふんだんに使った地魚パーティーをうみから食堂で!
③6泊7日研修:1月13日(月祝)~19日(日)地魚を食卓へ/海業の未来とは!
〉6日目のイベント「昼市」で、自分たちで考案した商品の販売を目指します!!!
低未利用魚の「すり身」をテーマに、商品開発を行い、昼市で販売まで実践します!
1月の日本海で獲れる地魚を食卓へ。
- 1日目:オリエンテーションと水産女子・兼業漁師から海業の目指すストーリーを学ぶ。
- 2日目:朝、定置網漁の水揚げ・セリ市見学。午後、小学校地域学習へ参加「子どもアスケン」。夜、地魚パーティー。
- 3日目:午後、午後、漁師さんより漁師の暮らし方や漁について伺います。ビーチコーミング&アンブレラマーカーづくりorフリー。
- 4日目:地域商社とUMIKARAの2チームに分かれてお手伝い。午後、昼市企画会議。
- 5日目:地域商社とUMIKARAの2チームに分かれてお手伝い。午後、昼市準備。
- 6日目:昼市イベント出店!!!
- 7日目:学びのシェア会。
1月は、海辺の生活を感じてもらう1週間。2日目には、地元小学校とコラボするSDGs授業「子どもアスケン」に参加し、子ども達と意見交換。そんな地域の子ども達との触れ合いで感じたことも含め、6日目の「昼市」への出店をみんなで企画し取り組みます。「地魚」「魚食」「未来の食卓」の魅力を伝えられることができるでしょうか!
▼海と旅するマーケットUMIKARA!
▼こんな海辺の暮らしを楽しむ人達ともつながる高浜町です。
#漁師はかっこいい
#水産業の未来
地域のキーマン
名里裕介/YUSHUKE NAZATO
地域商社 株式会社まちから 代表取締役
高浜漁港になるはもと加工場を中心に、UMIKARAや高浜漁協と連携し、海の6次産業化を牽引するキーマン。
高浜町地域コーディネーター。
森川さおり/SAORI MORIKAWA
野菜ソムリエ
魚と旅するシーフードマーケットUMIKARAで、野菜ソムリエとして数々の商品開発を担当。旬の食材にこだわり、美味しいを食卓へ届けている。
大黒芳信/YOSHINOBU DAIKOKU
漁師・高浜漁業協同組合 組合長
まだまだ現役の漁師。
中村広花/HIROKA NAKAMURA
高浜町役場職員・水産女子
公務員としてはじめて農林水産省「水産女子」に任命され、地方公務員アワード2023を受賞。
早朝の定置網漁に参加し、役場に出勤するという行動派。男性ばかりの漁業業界にも、どんどん前向きに入っていく。
永野由佳/YUKA NAGANO
環境アーティスト・FMまいづるDJ
アジア初の国際環境認証を取得する高浜町の若狭和田ビーチを拠点に、海ごみのアップサイクルに取り組むサステナ女子。
山口真寿美/MASHUMI YAMAGUTI
ナニWAA!主宰
とにかく海が好きで癒されるという大阪在住の行動派。
高浜町研修リーダー。
▼研修参加後の高浜町との5つの関わりづくり
01|副業
まず、高浜町のフォトライターとして副業してみませんか?
02|地域おこし協力隊インターンに参加
UMIKARA、地域商社まちから等での2週間~1か月間のインターン。
支援:日額12,000円支給 ※移住の必要なし
03|地域おこし協力隊へ
地域おこし協力隊として採用。1年契約で最長3年まで。
※移住が条件
04|UMIKARA(うみから食堂)シェフ インターンへ
うみから食堂のシェフとして、経験を積めます。
05|パートナー企業として連携へ
共に強みを生かして地域課題を解決するテーマをみつけ、具体的に事業をご一緒しましょう。
おわりに
この3回の実地研修を通じ、たくさんの海辺の暮らしと人に出会うはずです。
朝、昼、夕の光の違い、晴れたり、曇ったり、雨が降ったり、虹がでたり。
一日の内に、四季を感じたり。
ひとつとして同じ時間、空間、暮らしがないことに驚き、時に戸惑い、また発見があります。
そして、きっと自然と感謝が生まれてくると思います。
思い起こすように。
自然に、出会いに、今ここに。
感謝の循環こそ、持続可能な地域づくり・生き方のカギとなるものです。
そんな高浜町での水産業の関わりしろに出会いに来てください。
ランドスケープデザイナー兼公務員
野村つとむ